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教師の本分 生徒と我が子の入学式、どっちが大事か?

教師の本分 生徒と我が子の入学式、どっちが大事か?

教師の本分 生徒と我が子の入学式、どっちが大事か?

作家
尾木直樹
出版社
毎日新聞社
発売日
2014-08-30
ISBN
9784620322735
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教師の本分 生徒と我が子の入学式、どっちが大事か? / 感想・レビュー

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壱萬参仟縁

公私の差別はあってはならんでしょう。保護者参観よりのど自慢が優先への是非(9頁)。学校不信もここまできたか、の例証が第2章には出てくる(61頁~)。LINEでスマホ依存症か(99頁~)。友達も友達だし、自分も自分で、もっとのんびりできないものなのだろうか? 対面コミュで何が不都合なのかと思う。SNSやスマホの電磁波に毒された10代の 行く末を案じるのは老婆心だが、余計なお世話なのか? 

2015/05/10

katoyann

我が子の高校の入学式参加の為に勤務校の入学式を休んだという高校教師のエピソードから、教師に求められる職責について考察したエッセイ。教師は自らが学校で関わっている子どもに対する責任を持つため、我が子の入学式を優先すべきでないという主旨のブログ記事を書いたら炎上したらしい。これについては尾木ママが真っ当だと思うが、本書全体に目を通すと、人事考課制度導入への懸念など、学校の市場主義化と管理化を憂う内容になっている。各論はさすが鋭いのだが、一冊として読むと論点が少しずつズレていく印象あり。無理してるわ、と思った。

2021/06/02

ひじり☆

外国の教師に比べて、日本の教師の雑務時間の多さに唖然。それで要求は高くなり、管理は厳しくがんじがらめ、評価は低い…。教育って未来を造る一番優先すべき仕事だと思うのだが…。頑張っている先生は精神的に追い詰められるシステムになっている。教師自身を楽させるためでなく、子どもに還元するゆとりが必要でないか?入学式の件でその教師が全てを評価されることがないことを願う。

2014/12/11

みん

教師の仕事は聖職と言われてますが、まさにその通りだと思います。人を育てること、子供と大人がどの距離で接するのが良いのか常に試行錯誤されていると思います。親もモンスターペアレンツになりたいわけでもないが、教師との連携が取れてないため学校生活に不安不満を持つ人もいる。教師の本分とは何か・・・テレビで見る優しい尾木ママとはまた違った尾木先生の姿が見られます。

2014/10/03

早々

教師という職業について考えさせられる一冊でした。時代が変化して、昔とはずいぶんと違う問題が出てきてるけど、解決策は必ずあって、それを実行できるかがポイント。1人では当然無理だし、色々変わらないといけない時期にきているのかもしれない。

2018/09/12

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