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老人の壁

老人の壁

老人の壁

作家
養老孟司
南伸坊
出版社
毎日新聞出版
発売日
2016-03-24
ISBN
9784620323657
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老人の壁 / 感想・レビュー

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とある内科医

図書館より、脱力系雑談集でさらっと。老人の話が半分、虫の話が半分といったところ。以下、気になった部分の引用メモ。「新憲法の国民の義務に「70歳以上は機嫌よくすること」を加える。」学生に「そういうものだと思うな」「「そういうものだ」って思っちゃうっていうのが、最大の知的怠惰でしょう。」「「血圧は?」とか聞かれると、「ありません」って答えているんです。」

2022/01/24

みゃーこ

老人が老いながらいかにして楽しみを見つけていくかということは今後最大の課題だと思う。心をなくし感情をなくし喜怒哀楽をなくし希望を持てず悲観でシニカルになる姿勢も、あるいは年寄りの冷や水でいつまでも自分の老いを受け入れられず後進に席を譲らない老害も、この対談でゆるくそして少しの好奇心を忘れず笑い飛ばすように100まで生きて最後は全てに感謝するような域に達すれば。人間は完成に向かって1つの作品になるために生きているという考えがしっくりくる。高齢者と話す機会が多くなった。話のネタにしよう。

2024/08/15

うっちー

私もいよいよ老人の壁に突入か

2017/05/07

keroppi

養老孟司さんと南伸坊さんの老いに関しての対談。二人とも老いを楽しんでいる感じ。まーこんな風に、老いていければいいなぁ。

2016/10/03

還暦院erk

前から気になっていた本。図書館で見つけて借りて即読了。p160の花粉症や自閉症のお説がちょっと疑問なのだが、全体的には養老さんの大放談と南さんの絶妙な受けが面白かった。うんうん、老人は機嫌よくしろってホントだよね。そして、養老さんのp153「介護というのは、介護をしなきゃならない相手と自分との関係に、どこかで差をつけなきゃいけない…。滅私奉公の関係になったら共倒れするんです」という指摘に目からウロコ。肝に銘じたい。

2016/04/15

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