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がんは治療か、放置か 究極対決

がんは治療か、放置か 究極対決

がんは治療か、放置か 究極対決

作家
近藤誠
林 和彦
出版社
毎日新聞出版
発売日
2016-09-23
ISBN
9784620324036
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がんは治療か、放置か 究極対決 / 感想・レビュー

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糸車

義母は癌告知と余命告知を同時に受けた。亡くなる前の半年、同居した。転院手続き、通院付き添い、繰り返す短期入院への付き添い、ホスピス選び、面接、毎日片道30分自転車でのお見舞い。積極的な治療は受けない、延命措置は受けないと本人が決めていたから、苦痛を取り除いて下さいとただそれだけを医師に願い出た。それでも主治医は可能と思える治療を探してくれたし、最終的にホスピスに入院したことで義母は随分安心し落ち着いていた…と思う。けれど、それは本当だろうか。癌治療に携わった近藤医師と林医師のそれぞれの持論が興味深い。

2016/12/16

ペカソ・チャルマンチャイ

林先生は既存の枠内の話に終始しているし、近藤先生の意見にまともに反論できていない。対談の勝敗は近藤先生の勝ちだろう。近藤先生も若くないし、後に続く人が現れるのか、それが気になる。

2017/04/21

陽子

がんは放置か治療か。両医師共に患者のことを真剣に考え、治療実績や文献等から並々ならない研鑽と努力を積み重ねてこられたことがひしひしと伝わってきた。正直、討論の勝ち負けの問題ではないと思う。読者としてはどちらもあり得るのでは?と思った。最終的な治療等の決定権は患者本人にあり、決めるために色々なことを知っておくことは必要であると感じた。患者レベルで考えると、苦しみや痛みが少しでもない方が有難い。QOLは大事。抗がん剤の有効性に個人差があるなら、投与前に細胞レベルでのパッチテストがあったらいいのにと思った。

2018/07/12

a

この対決、近藤さんの勝ちだな。でも人の価値観はそれぞれでお医者さんの考え方もそれぞれだから、自分に合った人を選ぶのがいいなと思う。近藤さんのがんの捉え方、ガン細胞はウイルスなどと違って、その人自身のものと書いてあって、ガンの見方変わった。

2017/10/19

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