やっぱり食べに行こう
やっぱり食べに行こう / 感想・レビュー
starbro
7月の第1作は、新作をコンスタントに読んでいる原田マハの食に纏わるエッセイです。世界&日本全国で美味しい物を食べ歩く著者は羨ましい限りです。著者の朝食[コーヒー+トースト+ヨーグルト]が必須というのが、私と全く同じでした。私の生涯実食美味い物ランキング1位の『スペインで食べた子豚の丸焼き』がヘミングウェイの大好物だと知り、大変嬉しくなりました。『新潟のバスターミナルカレー』まで登場し、著者の食に対する貪欲さを感じました。著者は牡蠣の生まれ変わりとの事ですが、私は新潟出身なので、お米の生まれ変わりです(笑)
2018/07/01
シナモン
図書館本。蓼科、パリ、東京を拠点に活動するマハさんの食エッセイ。日々の食事へのこだわりやぽよぐる旅のこと、「暗幕のゲルニカ」でのスペイン、「異邦人」での京都など取材旅行でのエピソード等、美味しいものを求めてどこまでも〜という盛りだくさんな内容。我が県のバスセンターのカレーもご経験とは!曰くディープな体験…なるほどね笑 「かもめ食堂巡礼」でのお一人様同士のやりとりにはほっこり。マハさんの食に対する好奇心と行動力に参りましたの一冊でした。
2020/03/04
hiro
ちょうど1か月前に読み終えた『フーテンのマハ』と内容が重なるところもあったが、こちらはもちろん、マハさんとあの御八屋千鈴さんとのグルメを楽しむ旅「ぽよグル」も登場する国内外のグルメ紀行が中心となっている。この本で新たにマハさんがヘミングウェイを敬愛していることを知り『日はまた昇る』を再読したくなったり、「プーシキン美術館」の名が出てきたすぐ後、今大阪でプーシキン美術館展が開催されていることを駅のポスターで知ったりと、海外に食べにはいけないが、気楽に楽しく読むことがことができた。
2018/08/19
AICHAN
図書館本。マハさんが取材などで訪れた世界各地の料理が紹介されている。マハさんはエッセイもいい。私は日本を出たことがないが、一度は世界のどこかに行ってみるべきだったなと思った。残念だったのは、「?」と「!」の後に一字開けないで活字を組んでいる箇所が散見されたこと。「?」と「!」の後には一字開ける。これが活字組の原則なのだ。
2020/09/21
fwhd8325
新聞の連載で、スペースが限られているのでしょうが、一つ一つ、物足りないと言う印象です。最終章にあるカレーの語りは、面白いけれど、全体としては、消化不良でした。
2018/12/20
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