あの頃ボクらは若かった
あの頃ボクらは若かった / 感想・レビュー
nemuro
2018年10月以来の再読。2018年10月、「いわた書店」(砂川市)での購入。『サンデー毎日』2013年4月14日号から2015年4月19日号に掲載の作品を再構成。1945年生まれの著者が描く、「1970-80年代極私的クロニクル」。1986年頃、深夜に放送されていた「ハートカクテル」をほぼ欠かさずに観ていた。曲は松岡直也でCD(それともカセットテープだったろうか)を買って繰り返し聴いていた。「『モーニング』に1983年から1990年に連載」とのこと。そうなると雑誌連載の頃から知っていたのかもしれない。
2023/05/08
ぜんこう
読友さんの感想で本書を知って図書館で借りてサクサクっと読了。描かれるのが東京中心のせいなのか、わたせさんが描くからなのか、とてもオシャレ・・・僕のあの頃とは違い過ぎます(笑)
2022/02/23
くろうさぎ
キラキラしていた時代の、それぞれの一コマを切り取ってあるけれど、どれも若々しくていいなって思う。自分に関しては、生まれる直前から長男の育児に奮闘していた頃まで…。懐かしさや、いろんな感情が頭の中を駆け巡るし、描いてある若者たちを見ていると、みんな若さのパワーに溢れていて、読んでるだけで元気を貰えます。80年代は、やっぱり良かったなぁ〜。
2022/01/30
あきあかね
先日、大丸東京店のわたせせいぞう展に行った。画業50周年記念ということで、その長いキャリアからか、お客さんも老若男女様々で、幅広い層の方から愛されていることが分かった。わたせせいぞうさんのどのイラストも恋人達の幸せな雰囲気が感じられて、観ていると心が柔らかくなってくる。けれど、展覧会で最も心に残ったのは、漫画作品『ハートカクテル』の中の「すまして・笑って・そして・泣いた」という切ない物語だった。4ページほどの短い作品。駅前のカフェの二人の恋人。仕事で遠くへ旅立つ女性を見送りに来たが、⇒
2024/06/23
nemuro
巻末には、「『サンデー毎日』2013年4月14日号から2015年4月19日号に掲載された作品に加筆、修正を加え、再構成し、描き下ろしを加えました」とあって、「絵の素材は、当時の報道写真をベースに」とのこと。代表作の『ハートカクテル』は、当時(いつ頃のことなのか定かではないが)、たしか深夜にテレビ放映されていて、松岡直也の音楽が流れていた。たぶん、カセットテープを買って、ドライブの時など、よく聴いていた。「著者略歴」によれば1945年生まれ。ちょっと年下の私には、懐かしくて憧れの世界が広がっている一冊。
2018/10/27
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