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りえさん手帖2 やせても昔の服は似合わない編

りえさん手帖2 やせても昔の服は似合わない編

りえさん手帖2 やせても昔の服は似合わない編

作家
西原理恵子
出版社
毎日新聞出版
発売日
2020-09-19
ISBN
9784620326481
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りえさん手帖2 やせても昔の服は似合わない編 / 感想・レビュー

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キク

「『いつものことだから我慢すればいいと思ったの』私の大切な友人はこう言っていなくなった。ずっと自分を後回し。彼女達の思いやりややさしさがいつも敵になる。女性が自分の身体を守るためには、婦人科の新しい医学知識を知るのが何より大切。全てのお母さんは娘に生理が始まったらかかりつけの婦人科を持たせるべきだ。知識は鎧。女の子がすばらしい人生を歩くため」子育てがひと段落して、サイバラがだいぶ身軽になっている。パートナーや娘さんと色々あるみたいだけど、まあサイバラなので通常運転だ。おばあちゃんになっても書いててほしい。

2024/06/08

あーびん

息子さんが小学生の時に西原家に遊びに来た重松清が教科書の自身の作品を添削し始めて赤だらけで迷惑した話が好き。HPVワクチン接種の重要性を語る真面目なトーンのインタビューも印象的。

2020/11/13

たまきら

長いお付き合いの西原さんの漫画は、長く見てきたプロレスラーの試合を見ているような気分。往年の輝きを知っている。けれどきらきらがまだたるんだ皮の向こうで垣間見えて…。今回は板谷君のホラでしんみり。パレスチナ側から投石していたダーリン、リコール運動やらでお騒がせな大金持ちダーリン…違うのに似てるのねえ。最後の柏餅に既視感が…ん?ダーリンでも出てこなかった、このエピソード?…よほど柏餅だったんだろうなあ。チーター柄がマヌルネコ柄になるような感じかなあ。

2021/05/20

にゃんた

みんな歳をとった。ばーちゃんも、りえさんも、ママ友も、子どもたちも。犬や猫とのお別れも。ふとした時に思う哀愁感が増えてきた。ときめかない自分を捨てそうになるのもなんかわかる。おもしろいだけじゃないりえさんも好きよ。おおかたはおもしろいんだけど。女の子の人生について知識は鎧と声を上げるところもいい。そしてそして、重松清さんが息子さんの教科書の自分の作品を添削事件にいちばんうけた!なんかちょっと羨ましい。

2020/10/04

くさてる

サイバラのエッセイコミックも「恨ミシュラン」からずっと読んでるけど、最新刊にはこれでいいよねえという境地に達しているような安定感があります。過去に描いたHPVワクチンを否定するマンガのことを後悔し、ちゃんと勉強して、現在は接種を勧める立場に立った流れについて語るインタビューはとても良かった。

2020/11/18

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