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わたしの、本のある日々

わたしの、本のある日々

わたしの、本のある日々

作家
小林聡美
出版社
毎日新聞出版
発売日
2021-02-20
ISBN
9784620326672
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わたしの、本のある日々 / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

大好きな女優小林聡美さんが月に二冊の本を読み、オススメしてくださる連載をまとめた一冊です。単純に本のオススメだけではなく、小林さんの普段の飾らない生活感やあらゆる物事に対する考え方なども綴られており、自分もこういう年齢になると色々と考えさせられました。やはり相変わらず作者さんの'猫愛'が強く、合わせて作者さんが熱心に取り組んでいる俳句への情熱が十分に伝わります。時折でてくるフィンランドの描写もステキだなぁと。個人的に読みたくなる本はあまりありませんでしたが、色んな本の紹介が読めて楽しませてもらいました。

2021/04/28

ばう

★★★ その演技もエッセイも片桐はいりさんと共に大好きな小林聡美さんの書評集。毎月2冊の本を紹介する、という雑誌連載をまとめたものですが関連して小林さんの日々の生活についても書かれています。モノの見方、考え方がとても共感出来ます。驚いたことに素敵なエッセイを沢山書いておられる聡美さんが実は読書家では無いと仰っている。けれど本書の中で、ある本の言葉として「言葉は多く読むより深く感じることの方が圧倒的に意味がある」と紹介されていて納得。一冊を、丁寧に読んで多くのことを掬い上げているのですね。良い読書でした。

2022/03/04

Karl Heintz Schneider

今回のエッセイはどうやら書評エッセイらしい。しかしそこはさすが聡美さん、普通の書評ではない。ご自分の身の回りのことから初めてそこからうまく書評に結びつけている。なのでふだん読書をされない方でも十分楽しめると思う。彼女は、まえがきの中でこんなことを書いている。「読書家でなくとも本は読む。本は好きだ。締め切りのない読書なら最高。でも締め切りがあったからこそこの一冊ができた。」エッセイというものは作者のないしょ話を、こっそり聞かせてもらうようなものだと思う。そんな聡美さんの、とっておきのないしょ話は痛快だった。

2021/10/19

kyokyokyo3201

好きな役者さんがどんな本を読みどんな感想を持つのかとても興味深く読んだ。あまり手にとらない分野の本が多く、自分の読書の狭さに改めて気付かされる。45歳から大学生になった話など、彼女自身の魅力も垣間見られ楽しい読書だった。

2021/09/19

榊原 香織

読み易い。 セレクトした本も多分読み易いに違いない。 フィンランド、俳句、猫関係多し。 猫が詠んだ俳句、という設定のはすぐ読みたい、といいつつどこだったか探すが題名見つからない。 巻末にブックリストが欲しかった

2022/03/12

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