ボクの手塚治虫
ボクの手塚治虫 / 感想・レビュー
剛腕伝説
【釣キチ三平】の作者・矢口高雄が手塚治虫の訃報を知り自らの関わりを纏めた一冊。秋田の片田舎で育った高雄少年は手塚漫画を知り、その圧倒的なセンスに大ファンとなる。寝ても覚めても手塚漫画を崇拝し、とうとう30才を過ぎて漫画家デビューする。紙が貴重で、トイレットペーパー等の無かった時代、親戚の便所で見つけた手塚漫画を破り取り持ち帰り宝物にした。手塚の作品が載ってる「漫画少年」を買うために幼い高雄は杉皮背負いのバイトをし、毎月の発売日に片道20kmの山道をボロ自転車で往復した。思い入れの強さは当に狂信的。
2022/05/05
藤子
矢口先生が手塚先生の原体験を語る本。あくまでも原体験なので、横で見ていたとかアシスタントをしていたなどの事実は無い。1番の当時の原体験に近いものが読めます。
2020/10/29
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