KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ニッポンななめ読み (丸善ライブラリー 127)

ニッポンななめ読み (丸善ライブラリー 127)

ニッポンななめ読み (丸善ライブラリー 127)

作家
天野祐吉
出版社
丸善出版
発売日
1994-06-01
ISBN
9784621051276
amazonで購入する

ニッポンななめ読み (丸善ライブラリー 127) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ヨミナガラ

“校門の重い扉に頭をはさまれ、一人の女子高生が耳と口から血を流して死んだ(というより殺された)、あのなんともやりきれない事件”“校長先生は、「君たちがもう十分早く登校すれば、こういう問題は起きない」と言ったそうな。あのとき校門を閉めた先生は、「十・九・八……」と秒読みをして、「ゼロ!」で威勢よく扉を押したそうな。〔…〕学校という名の刑務所だったんじゃないかと思えてくるのは、ぼくだけのことだろうか”“門を閉めてしまうことで遅刻を取り締まろうなんて発想は、最もいやらしい管理社会の発想”

2015/02/16

トビー

20年以上前の社会のあれこれを本当に斜めから語ったもの。辛口というか際どい発言も多いけれど、なんだか面白い。媚びを売るような文章よりも好感持てます。20年後の今読むと、予言めいたこともあり。PKOの流れで戦争してしまうかも、とか、大相撲の外国人横綱とか。安倍さんも読めばいいのに。

2015/05/20

べんべん

20年も前の本なのに、政治家の有り様が変わっていない‥。でも、天野さんの言葉は古くないと思う。天野さんが心配していた世の中に向かっているのではなかろうか‥

2015/02/13

Gen Kato

20余年前の雑誌連載エッセイ。話題すべてが懐かしく。そして、リベラルな教養人がユーモアを交えてのびのびと発言できていた時代をも、併せて懐かしむのみ。

2014/10/11

感想・レビューをもっと見る