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作家ソレルス

作家ソレルス

作家ソレルス

作家
ロラン・バルト
岩崎力
二宮 正之
出版社
みすず書房
発売日
1986-01-01
ISBN
9784622004905
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作家ソレルス / 感想・レビュー

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ソレルスの書物はなにひとつ 放棄しない。 物語も批評も言語も、 私が《美》と呼ぶのは そのような窒息の発作なのだ。 (ロラン・バルト)

2023/11/24

DELEUZE

「――ソレルスを忘れないようにしよう。」その時々の情勢に応じて政治上・文学上の立場を頻繁に変え、変節者と叩かれたソレルスのことを、バルトは終生擁護し続けた。例えば「ソレルスのテクストが場所を占めるのは、≪引き裂き≫、≪矛盾≫の中においてである」と。しかしバルトの死後、ソレルスは長編小説『女たち』において、明らかにバルトをモデルにしたと分かる人物を、まるでシャルリュス男爵(プルースト『失われた時を求めて』)のダークサイド=負の側面を強調したかのようなグロテスクな老男色家として描き、バルトを裏切ったのであった

2019/11/18

PukaPuka

クリステヴァの夫ということで、ソレルスの作品は読んでみたい。古本屋でこの本を見つけたので、まずこちらから。いかにもバルト調な分析。

2019/10/28

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