KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

城砦 2 (サン=テグジュペリ著作集 7)

城砦 2 (サン=テグジュペリ著作集 7)

城砦 2 (サン=テグジュペリ著作集 7)

作家
A. サン=テグジュペリ
山崎庸一郎
出版社
みすず書房
発売日
1986-02-01
ISBN
9784622006770
amazonで購入する

城砦 2 (サン=テグジュペリ著作集 7) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

twinsun

帝国、伽藍、糸杉、小麦、王女、娼婦,歩哨。多くの比喩に俯瞰的な視野と意思無き個を容赦なく握りつぶす非情さがある。居眠りをした歩哨は処刑される運命にある。生を実感する手段として命がけで空に郵便と共に駆け上がり、敗残の祖国の空を戦う操縦士として見下ろした永遠の青春の叫びである。その咆哮は誰にも止められぬ。ともに高く舞い上がらぬ限りその心も理解できそうにない。

2021/10/01

sidus

「絶望というものは決して存在しない。  敗北のうちに絶望が見出されると思うならば、君たちは敗北について何も知らないということになる。」

2008/12/12

感想・レビューをもっと見る