ドストエフスキイ
ドストエフスキイ / 感想・レビュー
v&b
埴谷雄高訳「偉大なる憤怒の書」(『悪霊』論)のみ読んだ。「魔睡」は埴谷の造語でしょうかね。現代日本の翻訳でも、適宜訳語をアップデートしてゆくといいと思ったです。白眉はスタヴローギンの顔を考察する「仮面」で、『絵本で育てる情報分析力』(タイトルうろ覚え)と併せて、西洋絵画の鑑賞が論理的思考及び説明能力と密接に関係している事を得心。小説と批評は読むバランスが大事かもと思いました。
2012/03/25
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