フロイト 2
フロイト 2 / 感想・レビュー
ステビア
いやはや、凄まじい労作。私は精神分析はそんなに好きじゃないけど、これほどの知的巨人の生涯を辿ることが楽しくないはずはない。/ただこの2巻は特に誤植が多くて艶消しだった。厚い本だからしょうがないとも言えるが。
2022/07/27
暗頭明
古書として2014年に買い求めやっと読み終える。読書という体験をしっかり堪能できる感服の書。「少し古くなってきたジョーンズのフロイト伝三巻(1953-57)につぐフロイトの詳細な伝記としてお勧めだ」(中山元)ということだが、この3巻本が猛烈に読みたくなる(邦訳は縮刷版に基く。Dommage ! 全巻の邦訳をどなたかが進めていないのだろうか)。伝記といえばE.ルディネスコの邦訳が出た(2018)がこちらを先に読むべきか。本書の再読を今すぐ始めるべきか。はたまたエランベルジュの『無意識の発見』か。悩ましい。
2018/07/10
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