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読書癖 3

読書癖 3

読書癖 3

作家
池澤夏樹
出版社
みすず書房
発売日
1997-07-01
ISBN
9784622045472
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読書癖 3 / 感想・レビュー

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fonfon

吉田健一に関するエッセイを読みたくて購入、たった3pしかなかったけれど、抜き書きしたい言葉にたくさんであって大満足。「若くて無知で無力だった頃、この人の書いたものに出会って随分助けられた。未熟の日々を世俗の嘘に頼ることなく、少しは優雅に送ることができた。その文章は時間がたっても錆びず曇らず、今も若い人々に柔軟で正しい生き方を教えてくれる。この吉田健一のような人物を生み出す仕掛けを文明という。」「最も上等な批評は理想の姿を示して現実の前に並べるということで人の生活についてそれを行ったのが吉田健一の小説」

2011/01/06

PETE

ヨーロッパ文学への造詣の深さにおいて日本文学界の超一流のサラブレッドである書評の達人の本。20年以上前の本たちなので買うのが大変そう。珍しく著者が自分の生い立ちや実父とその周辺の人々を語る文章があった。マチネ・ポエティックの詩を読みたくなった。

2023/01/03

Maumim

書評を読んだだけで、その本を読んだ気にさせられてしまう。読書に没頭する時間がほしい!

2012/05/10

ipusiron

1999/7/4読了

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