父の果/未知の月日 (大人の本棚)
父の果/未知の月日 (大人の本棚) / 感想・レビュー
かもめ通信
少女小説とはひと味もふた味も違う、戦後に発表された中・短編小説とエッセイが収録されているまさに大人の本棚に似合いそうな1冊だった。
2021/12/11
きりぱい
ちょ、吉屋信子何言いだすの!と、一瞬語り手と著者を混同してしまって惹きこまれる「みおつくし」。うまいな。続く「立志伝」「父の果」「凍蝶」「マカオの露台」もいい。富田木歩を知らなかったので、「墨堤に消ゆ」もよかった。後半は随筆。
2017/04/30
つつま
『マカオの露台』こういう短編との出会いがあるから読書はやめられないんだよね。本当素晴らしかった。
2015/11/19
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