小さな王子さま
小さな王子さま / 感想・レビュー
KEI
小学生の頃から慣れ親しんだのは内藤 濯氏の訳本だった。本書のタイトルが原作Le Petit Prince をそのまま訳しているので読み比べてみた。作者の伝えたい事「大切なものは目に見えない」という事は変わらないが、註訳に当時の著書様子や思い、時代背景が書かれていて参考になった。王子さまを抱いて砂漠を歩くシーンや倒れる姿は胸がいっぱいになる。でもやはり内藤 濯氏の訳本方が読み易かった。
2019/01/25
♪みどりpiyopiyo♪
そして花は、そんなに気を配って努力してきたくせに、あくびをしながら言いました。「あら! いま目が覚めたところなの…ごめんなさいね…あたし、まだ髪もなおしていなくて…」 ■この訳は何だかギクシャクした感じを受けました。注釈や解説も含めて「学者さんが有りったけの知識を開陳しました」感が…。■言葉遣いや、ふりがなが一切無い事など、子どもが読むことはつゆ程も想定していない感。原著は9〜10歳の子供にも難なく読めると聞いていますが… (1943年、2005年訳)(→続
2019/12/31
satomi
この本を読むのは3度目かな…読んでいると色々考えさせられ、キュンとする。私自身も時間をかけて、大切な物を見つけていきたいな。以前、私は大切な物を完璧に築けていると思っていたら、自分の独りよがりでした。まだ人生やり直せるかしら…
2017/06/29
舟華
何度か読んだ本だけど、眼についたらふと読みたくなった。訳者でだいぶ違う印象になるんだなぁ。「大切なものは目に見えない」本当にそうだと実感中。
2015/02/27
スイ
<「星の王子さま」複数訳読み比べ> とても丁寧な注と解説があり、非常に良かった。 訳文も好み。
2017/07/02
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