エミリ・ディキンスン家のネズミ
エミリ・ディキンスン家のネズミ / 感想・レビュー
紅香@本購入まであと9冊
私はネズミ。名はエマライン。心満たされることはなく、私の人生は空っぽでした。詩人エミリに出会うまでは。。表紙の可愛さに惹かれ、何となく。それが思いがけずとても素敵な世界の扉だと知りもしないで。おまけで借りたのに、とんでもなく心に響いて、当たりを引いたその幸運に思わず図書館の神様に感謝する。。初めて知る詩人エミリ・ディキンスン。この中のネズミのように彼女の意志をもった言葉にひれ伏す。わかりあえる喜びに満たされる。彼女の詩をこんな風に素敵な物語に織り交ぜた著者にも感謝したい。『どんな光景もどんな音も詩の一行』
2014/11/27
葵衣
詩人のエミリ・ディキンスンとネズミのエマライン(詩人!)の、詩のやりとりによる交流の物語。詩の文通、なんて素敵なのだろう。私もエマラインのように心が躍った。詩を書きたい。大切な人たちに、私の詩を贈りたい。「このわたしが詩人だったなんて!」
2017/10/12
mntmt
エミリ・ディキンスンの部屋に住んでる白ネズミ、エマライン。エミリと詩の交換をします。ディキンスンは、ネズミと本当に、このようなやり取りをしていたかもと思ってしまう。原題:The Mouse of Amherst
2015/07/27
杏子
エミリーとネズミの交流。交わされた小さな詩たちは、えもいわれぬ、ほど美しい。
2020/06/11
さっちゃん
「英詩のわかり方」でエミリ・ディキンスンを知ってから詩は勿論のこと彼女の生き方にも興味を持った。この本は大好きな長田弘さんが翻訳しているという私にとって贅沢な本。購入します‼︎
2015/09/18
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