世界は一冊の本 [definitive edition]
世界は一冊の本 [definitive edition] / 感想・レビュー
いつでも母さん
『人生は人が胸に抱く一冊の本』・・かぁ。 『なあ、そうだろう』胸に痛い詩が沢山あった。耳に痛いのもあった・・切ないのも沢山あった。 泣けて、哭けて・・の読了になってしまった。 何年後かに又、読むとしよう。 そうさ、本は逃げて行かない。ゆっくりと噛みしめられる人間になろう私。
2016/07/26
紫 綺
サンジョルディの日にかめよんさからおススメいただいた詩集本。今頃ですが読みました。世界の海や山、木々・・・塵ひとつさえ本になるんだな、きっと。
2016/05/08
おくちゃん🍎柳緑花紅
詩は時にして人を包み又人に自らの愚かしさを知らしめる。言いあらそっても、はじまらない。口をつぐんで、済むことでもない、気にくわない、頭にくる、じゃない。対立する、好きだ嫌いだ、そんなじゃない。相違はただ一つ、もとめる幸福がちがう。あるいは、幸福の概念がちがう。生まれ、生き、そして死ぬ一人一人がこの世を生きぬいたことにより誇りをもって死んでゆけないようなら世界とは、いったい何だろうか。人生という本を人は胸に抱いている。一個の人間は一冊の本なのだ。生きるとは考えることができるということだ。
2016/05/27
s-kozy
サン・ジョルディの日に読友さんから紹介していただいた詩集。うーん、いいなぁ。胸に迫る言葉が多数。言葉の力、詩人の凄さ、詩の奥深さを十分感じることができました。今回、特に印象に残った言葉、「みずからすることをする、ただそれだけだ。」(ファーブルさんⅡ)「日々、感受性に生気をみなぎらせる、それが教育だ。」(フェレル)今回は図書館で借りて読みました。手元に置いて何度も読み返したい一冊。
2016/06/09
しいたけ
「信じていい。一日は単純で、そして美しい。」そんなふうには、信じられない夜もある。ゆうべのわたしはそんな夜。「自由な雑踏が、本だ。夜の窓の明かりの一つ一つが、本だ。」人ごみのなかで、あるいは夜中の窓から、人の温もりを探しているそんなわたしの孤独。それらはすべて本だった。「人生という本を、人は胸に抱いている。一個の人間は一冊の本なのだ。」どうしようもない孤独を胸に抱く人間、わたし、読み友さん。この詩集を勧めてくれた読み友さんを傍らに感じながらの優しい時間。こんな読書もあったんだ。「もっともっと本を読もう。」
2016/04/28
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