ランボー全集 個人新訳
ランボー全集 個人新訳 / 感想・レビュー
メルセ・ひすい
空腹 ★僕に食い気があるとしたって、土や石が食いたいくらいだ。毎度の食い物ったって、空気か、岩か、炭か、鉄。 僕の飢えよ、まわれよ! 草をたべな、飢えよ、 音の牧場で。 愉快な毒でも引き寄せて ヒルガオの、さ。 くだいた石ころを喰え、教会の古びた石とか、古い洪水が残した砂利を、灰色の谷間に撒いたパンを食え! --ーー
2011/10/18
メルセ・ひすい
15-67 貴重本 永遠に来たるべき詩人ランボー。初めての個人訳全集。詩篇と散文、『地獄の季節』『イリュミナシオン』、全書簡を収録。訳文が統一され、ランボーを1人の詩人の作品として読める。★眠れない夜 Ⅰ それは明るい休息だ、熱病もなく、けだるさもなく、ベッドの上、牧場のうえで。それは友だちだ、熱もなく、弱くもなく。友だちだ。それは愛人だ、苦しめもせず、苦しめられもせず。愛人だ。少しも求めたのではない旋律と世界。生活だ。――やはりこれだったのか? ――そして夢は冷えまさる。 Ⅱ 明かりは建物の柱に・・・
2011/09/24
rubix56
☆☆☆ 1h ランボーで思いつくのは、「地獄の季節」ということで、そこのみ読了。 うーん、難しい?よくわからなかった。芸人の又吉さんが「おもしろくない本はない!自分が読む時期じゃないだけ」みたいことをおっしゃってた気がするが、それを信じて、ランボーを楽しめる時期を待ちたい。
2015/02/13
こんな本を読んだよ
聖衣(スータン)の下の心 J***こそは、ジャンセニストの最強の猛者
2012/01/13
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