リトルネロ
リトルネロ / 感想・レビュー
はすのこ
ヘルメスの音楽に近いという感想は逆ポロロッカ現象的。浅田彰の詩的文体に近く、僕はとても楽しめた。ミルプラはガタリの本であることがよく分かる詩的加減。
2016/11/06
井蛙
テクストそのものが無数のリトルネロを作り出している、そんな本でとてもぼくには手に負えなかった。その分付録の対話は安心しながら読むことができた。しかし、もしかしたらこういった読書体験こそガタリの望んだことなのかもしれない。
2017/08/09
Bevel
読みながらこんなことを思い出した。小さい頃、父の書棚を見て覚えたカタカナの人名たち。グラムシ、ブルデュー、コルバン、ドゥルーズ、もちろんガタリも。その頃はマリアローザ・ダラ=コスタをマリアとローザの姉妹だと勘違いしていたような気がする。中学生くらいまでガタリとネグリをごちゃ混ぜにしていた。 ガタリこんなこと書くんだって面白くなった。
2022/07/27
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