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本は友だち

本は友だち

本は友だち

作家
池内紀
出版社
みすず書房
発売日
2015-01-10
ISBN
9784622078661
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本は友だち / 感想・レビュー

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KAZOO

ドイツ文学者の池内さんが、様々な本を読んできた読書録などを分野別にまとめたもので、5部構成になっています。Ⅰ「会いたい人と会うように」人物からその著作についての感想 Ⅱ「あの頃のこと」 Ⅲ「山と川と花と」 Ⅳ「ともに考える」 Ⅴ「解説を頼まれて」 となっていてそれぞれ読みたくなる本が目白押しです。

2015/05/06

蘭奢待

エッセイ集。一つの作品が一つの本を取り上げたかたちとなっているため、一見書評のようだが、明らかに随筆。 2019年に没故された氏の晩年の作品。したがって、割と新しい出版年の作品が多く取り上げられている。郷愁に駆られた文章が多く寂しさを誘われる。

2021/01/02

もりくに

本を読み出した頃は、当然、著者は親の世代以上だった。そのうち、先輩達が加わり、ある日気が付いたら自分より「下の世代」が多くなっていた。自分の菲才を棚に上げて何だが、少しショックだった。だからまず著者の生年を確かめる。著者は自分と同じか、少し年下と思っていたので、7歳(!)も年長で、少しほっとした。著者は「あとがき」で、自分の小さな「書庫」の話から始める。背の高さや背表紙の色であれこれ並び替え、自分にとっての伝説の「アレクサンドリア図書館」だと。「紙の質感、インクの色、活字の配置、装丁」に痺れると。同感!

2018/10/24

奥山 有為

古今東西の様々なエッセイや研究書を紹介している。読むと、読みたい本が増える。このひとのように「本を面白く読む」のも才能?訓練?がいるよなあと思う。

2015/09/21

kiho

どんな本でも面白い…と教えてくれる1冊⭐池内さんが読むから…なのかもしれないけど、読書の深みに触れた感じで、読みたい本がさらに増える⭐

2016/02/06

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