世紀末の肖像 (池内紀の仕事場1)
世紀末の肖像 (池内紀の仕事場1) / 感想・レビュー
minamimi
19世紀末の辺りの本を見つけると読むようになって、手に取った本。ウィーンの世紀末はやっぱり独特で、クリムトやシーレ、フロイトやヴィトゲンシュタインなどの名前が浮かぶけれど、他にもたくさんの人物を知った。カフェからウィーンの市井の人々を綴った文士たち。オペレッタの流行。オーストリア=ハンガリー帝国の崩壊から第一次世界大戦への流れ。文章も好みだった。
2020/12/20
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