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建築の東京

建築の東京

建築の東京

作家
五十嵐太郎
出版社
みすず書房
発売日
2020-04-22
ISBN
9784622088950
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建築の東京 / 感想・レビュー

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コットン

スクラップ&ビルドが激しい東京の中で可能な限り失われた実物の正確な再現を試みた三菱一号館美術館や建築ツアーでみんなと行った表参道ヒルズ、トッズ表参道ビル、プラダ青山店、ONE表参道そして延期中の次回建築ツアー予定の中銀カプセルタワー、MIKIMOTO Ginza2などが紹介されていた。

2020/09/12

relaxopenenjoy

東京の新旧様々な建築や、建築家が取り上げられている。最近の東京には元気な建築が少ない(特徴が薄い)ことの考察、東京オリンピック(上梓時は延期された直後で無観客開催前)及びザハ・ハディドの幻の新国立競技場の論考、表参道や銀座のブティックの入る建物が面白いこと、各種企画展やアニメや映画の文脈から考える東京、皇居のボイドetc. ほんとにそうだなとうなづけるとこが多かった。銀行のリノベしたホテルとか、集合住宅や駅舎などに印象的なものが多く。あとは企業の本社ビルも意外と面白いのではと個人的には思っている。

2024/05/29

abs862618

すごく面白かった。人工的に都市開発された場所に住んできた事が多かったせいか単に都内だから知ってたに過ぎないのか自分自身分からないが馴染みある場所や建物が多く出てきて、最近ちょうどAKIRAをIMAXで観たりした事もあり、とにかく身近に感じられた。言及されてる新国立競技場についても、ザハ・ハディド展と隈研吾展で両方のデザイン観たりインポッシブル・アーキテクチャー展観てたからか一層勉強になる部分が多かった。危機感からあえて苦言を呈す本書への感想として面白かったが適切かは分からないが現況を理解する助けになった。

2020/07/12

ホンドテン

図書館で、表紙の衝撃から(紹介されるChim↑Pomの展示)。五十嵐(2006)、埼玉近美/五十嵐(2019)に続く、その内容も継承し、出る杭となったハディドの業績(アンビルドでは絶対無い)と空気に適応した隈の業績(藤森との共通)を浚いつつ首都において21世紀以降も大開発続く中、新建築物群が如何に保守化し=つまらなくなったかを「見えない震災」の視座から論じる。抑えているが怒りが透けて見える・・・近代建築(築地市場も同潤会も保全すべきだった)程、現代建築(中銀ビルは別)に同情的ではないので乗り切れなかった。

2021/06/30

takao

ふむ

2022/04/04

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