ある作家の日記 新装版
ある作家の日記 新装版 / 感想・レビュー
ネギっ子gen
ヴァージニア・ウルフが読んでいる本や創作過程の実際、本の評判・売上げ、エリオットやフォースターとの交友など、1918年36歳の年から1941年の自殺する直前までの日記。ウルフの死後、夫・レナードによって編纂(日常生活の些事や多くの対人関係などの記述は省かれ、創作に関するものだけを抜粋。なので、原日記の20分の1の分量)され、長くウルフ文学の研究に不可欠な文献と言われた。わたしの場合、訳者の神谷恵美子氏が、なぜウルフに入れ込んだか? に興味があったのだが、その回答はまだ先のようだ。両者の探訪は続く、と――⇒
2021/03/06
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