マンガ学入門
マンガ学入門 / 感想・レビュー
アンゴ
★★★★☆ 「マンガ学」という学術研究への手引書。探求する切り口としての歴史側面、媒体、マンガ家・原作者論、表現論、読者、産業論など主要な分野毎に章を立て、執筆時点における先行研究や研究の現状と問題点を指摘。今後の課題を明示する。更に研究のアプローチ相としてマンガと教育、キャラクター・ヒーロー論、表現規制と事件など10節、研究の諸相としてデータや年表、研究誌、著作権など14節を取り上げ、各専門研究家が端的に本質を解説する。誰にでも分かりやすいマンガだからこそ「学術的研究」の厳密さが浮き彫りになる。
2022/08/09
kozawa
よく整理されてるなぁ。こゆの読むと読みたい本が増えすぎる。日本漫画の資料保存は間に合うか。同人誌辺りは事実上網羅的収集が不能だけに既に伝説になっているかも
2009/06/04
とんび
マンガ学に関する本を紹介する本として、正にマンガ学「入門」といえる。マンガ学をやりたい・知りたい人は必携の一冊。
2009/05/23
takao
ふむ
2022/12/08
こひた
網羅的考察。とくに貸本屋とか赤本まわりの文脈は自分じゃ分からないので有用だった。今は雑誌、単行本、同人もろもろの市場規模がまた変わってきてるかな。
2016/03/28
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