ミケル・バルセロの世界: 形という生命/物質と暴力
ミケル・バルセロの世界: 形という生命/物質と暴力 / 感想・レビュー
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『眼と精神』の現象学的な絵画の捉え方に対して, 現代スペイン美術の巨匠ミケル・バルセロに寄り添いながら, 小林先生自身が考える絵画の根源についての探求. 表象世界においては <私> が見ているということが最優先されるという印象派的原理の超え出たところに, <私>の世界の外部に他者として存在する世界の <形>, 生命の <形> という <物質的な起源> を見い出し, そこに大きな意義を感じている.
2014/03/28
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