瞬發と残響
瞬發と残響 / 感想・レビュー
:*:♪・゜’☆…((φ(‘ー’*)
93年11月中沢新一、4月中村雄二郎・松岡正剛、8月小松左京、92年6月立花隆、86年12月北杜夫。死霊に取り組むに至る半生や、「自同律の不快」「未出現宇宙」キーワードについての説明、存在についての議論などなど。宇宙の考えすら超えた理想的な存在を白紙から生み出し、宇宙に反省させようじゃないかという壮大な試み。15章の予定を12章に減らし、それでも9章までしか間に合わないだろうなあと言ってその通りになった死霊、読むときには心して読もう。検察に提出した「転向の上申書」がゆるくて面白かった。
2022/06/03
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