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山小屋ごはん (ヤマケイ文庫)

山小屋ごはん (ヤマケイ文庫)

山小屋ごはん (ヤマケイ文庫)

作家
松本理恵
出版社
山と渓谷社
発売日
2017-12-04
ISBN
9784635048453
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山小屋ごはん (ヤマケイ文庫) / 感想・レビュー

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アキ

山小屋で食べるご飯はごちそうです。NHKラジオの石丸謙二郎の山カフェで、この本の中の西六甲、高取山・清水茶屋「自家製ドーナツ」を情感込めて朗読していて、気になっていました。表紙の写真もおいしそうです。2010年に単行本を刊行し、2017年文庫化した際に、既に物故になられたり、山を下りてしまった方もおられるが、この本の中では健在です、とあとがきで著者が述べておられます。コロナ禍で現状はもっと厳しいとは思うが、もし可能であるならば、北アルプス徳沢園のラーメンよりも、剱岳・仙人池ヒュッテの夕食を味わいたい。

2021/10/03

ichi

【図書館本】山小屋の名物料理や夜ご飯が紹介されている本。山を登ってこそ口にできる美味しいご飯!どれも美味しそう。

2018/07/01

roatsu

食材を担いで自分で作る山ご飯もいいが、各地の山小屋で用意してくれる手間暇と真心、そして物語が詰まったご飯のありがたさと美味しさが改めて伝わる一冊。多くの味のある写真が食欲をそそる。初版からそう古いわけではないが、文庫版でつく現在に関する注のカッコ書きが過ぎゆく時の流れを感じさせ、少し切ない。訪れたことがある小屋が多かったけれども、そんな物語があったのねと新発見があったり、休憩だけでご飯を味わっていないので次は泊まって是非、と今後の楽しみがまた増えた。大菩薩の丸川荘に今年はまた行きたいな。

2018/03/17

あきあかね

 剱岳の仙人池ヒュッテのように行くのがなかなか難儀そうな山小屋から、標高三百メートルくらいで気軽に登れる六甲の高取山まで、様々な山小屋のごはんが紹介されている。食材を運ぶのが難しいはずなのに、猪の鍋や近くで採れた筍の煮物、アツアツの鍋焼きうどんにシチュー、青梅のくずきりに自家製ドーナツなど、山歩きで疲れた登山客のお腹も心も満たす、心づくしの多彩なメニューが並んでいる。 二十年程前の本なので、山小屋で登山客をあたたかく迎えていたおじいさん、おばあさんで鬼籍に入られた方もおられたり、今はもう無くなって⇒

2024/06/06

MASA123

図書館の「海と山」特集本コーナーにあった本。そういえば今日は「山の日」だ。 本書は、山小屋の食事を集めた本で、フランス料理、郷土料理、ラーメンなど、多種なメニューが紹介されているが、 装丁の「パンの朝食」が素晴らしい! 焦げたウインナー、目玉焼き、こんがりトースト、一片の皮つきリンゴ、茹でキャベツ、それらの中央にQBBベビーチーズ。完璧な配置、ベビーチーズが美しい。 ちょっと褒めすぎかな? どれも家にある素材なので、明日、作ってみよう。

2022/08/11

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