久住昌之のこんどは山かい!? 関東編
久住昌之のこんどは山かい!? 関東編 / 感想・レビュー
バニラ風味
久住さん、編集者の提案で、低山に登り、帰りに温泉、そしてラストは、お決まりの一杯という企画。行先は、奥多摩・むかし道、真鶴半島、魚つき保安林、房総・鋸山など。それぞれ、地図と写真つきグルメファイルもあり、テレビ番組の孤独のグルメっぽーい!久住さんの笑いあり、失敗ありのエピソードが、実況中継のように語られていて、面白かった。
2019/05/26
onasu
先日、著者の銭湯巡りの本を読んでいたので、その意味でも「こんどは山かい」。街をぶらつき、湯に浸かって縄のれんをくぐる、てのっけを、低山登山に置き換えて。 力まず、目(口)にしたものを楽しんでいく「孤独のグルメ」そのまま。マンガや音楽が本職で、それらへの刺激として、て辺りが、いいスタンスなのか。 何れにしても、いい組み合わせだ。海外(伊豆大島)を除いては近場だし、辿ってみるか。まずは、求む同行者か(苦笑)。 「孤独のグルメ Season3」、見忘れてばっか。終わっちゃうよ!
2013/08/07
きあら
久住さんの「つたい歩き」より前に書かれた低山登山(山歩き)のエッセイ。孤独のグルメで、何でもかんでも「~グルメ」で括られてしまうのに対しての題名との事。山を歩いて、お風呂に入って、ぷはーとやる本だけど、久住さんらしいエッセンスが感じられて楽しく読める。
2020/08/18
HERO-TAKA
おっさん三人が山に行き下りて温泉に入って酒を飲みながらご飯を食べるだけのエッセイ。しかしこの本を書いたのはあの「孤独のグルメ」の原作を担当している久住さん。豊富な知識量はもちろん、独特の感性で場面を切り取りコミカルで読みやすい文章で印象に残った部分を伝えてくれる。文章だけでもお酒と料理がとても美味しそう。まさにアウトドア版の「孤独のグルメ」。是非第二弾を。
2016/02/21
おおた
山湯酒活動を推進しているわたしと同じコンセプトで、登山して汗かくから風呂に入ってビール呑む。低山というのも気負いがなくていい感じ。個人的には1500mオーバーばかり登っていたので、こういう低山で風呂とメシもありだとすると、酒の方に注力できるかもしれないという点で勉強になった。まったくノーマークの巣雲山とか真鶴半島で登山とみなしていいのだ。ダッフルコートにスニーカーで登っても登山。西日本編もあるといいですね。
2014/05/05
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