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休息の山

休息の山

休息の山

作家
沢野ひとし
出版社
山と溪谷社
発売日
1994-08-01
ISBN
9784635170772
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休息の山 / 感想・レビュー

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蘭奢待

山に行きたい。そんな気持ちを増幅させてくれる短編集。やさしい挿し絵とあいまって文章がほのぼのとしていて大好き。 仕事や人生に病んでいた頃、大いに癒された。

2020/04/19

マコ

アンソロジー『山の怪談』の『縦走路の女』にきゅんときたので。今まで椎名誠の関係者くらいにしか思っていなかったが、読んでよかった。エッセイだけどひとつひとつにストーリーがあるので、山の知識がなくても問題なく読める。『菜の花と鉱泉宿』沢野流女性の口説き方。不倫臭がすると思うのは私だけですか。息子と一緒に登った『感傷の槍・穂高縦走』もいい。息子が父親を越えていく「お父さん、荷物を少し持とうか」が切ない。『ある少女の死』とやっぱり『縦走路の女』が異色というか、完成度が高いと思う。他のも読みたい。

2018/08/18

readtuktuk

「山男には惚れるなよ」という歌があったが、僕は「山に惚れそう」なのである。先日、高尾山のトレイルを走ってきたばかりで。これまで登山には縁がなかった。山へのアプローチや、装備をそろえるのが難しいと思っていた。でも、この本を読むと、中央線の電車に乗る延長で、そのまま山を歩けるようだ。〈山登りの爽快感は汗をかいたあとの休憩時にやってくる。何も考えず、ただボーッと山を見つめているあの放心したような状態を、なんと表現したらよいのだろうか。自分がまるで鳥や動物になったようでたまらなくうれしい気分になってくる。おだやか

2010/02/18

つちのこ

山と渓谷社刊の単行本。不気味なイラストもいいが、味がある山の絵も良い。文章もうまい。(1994.10.20読了)

1994/10/20

yumyum

また山に行きたくなりました。

2023/10/18

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