光と虹と神話 自然写真家・高砂淳二が世界の絶景を撮る、書く!
ジャンル
光と虹と神話 自然写真家・高砂淳二が世界の絶景を撮る、書く! / 感想・レビュー
けんとまん1007
この地球は、いったい、誰のものなのかを問いかける。息をのむというのは、言い尽くされた表現になってしまうが、まさにそのとおり。人が介在するようなものではない。中で、繰り返し書かれていること・・・自然の中に寄り添わせてもらうと、向こうからも寄り添ってくれる。ここが全てだと思う。神話の世界を信じたくなる。
2023/07/10
なっく
読むというよりも観る本。どの写真も素晴らしく、もっと大きなサイズの本にして欲しかった。世界中の美しい自然が撮られているのだが、その裏にあるのは、森林伐採、海面上昇、動物の乱獲、プラスティックの堆積など人類の悪行の数々で心が痛む。地球を離れて見ると、北半球は電気で光り、南半球は火災で光っているらしい。青かった地球に戻さなくてはね。
2020/09/25
花林糖
図書館本。著者は地球全体をフィールドに活動している写真家。34ヶ所の美しい写真とエッセイ。書籍サイズが大判ではないのが残念。お気に入りの写真はテカポ(ニュージーランド)のルピナスと天の川、ウユニ塩湖(ボリビア)の雲とフラミンゴが湖面に映り込んだ写真、ガラパゴス(エクアドル)夜空とイグアナ、グリーンランド(デンマーク領)の氷の世界、イエローナイフ(カナダ)、フォークランド諸島(英領)ペンギン達の楽園、ミッドウェー島(米領)コアホウドリのヒナ。エッセイにはマイクロプラスチック、環境問題等にも触れています。
2022/06/06
感想・レビューをもっと見る