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新編 日本のミイラ仏をたずねて

新編 日本のミイラ仏をたずねて

新編 日本のミイラ仏をたずねて

作家
土方正志
出版社
天夢人
発売日
2018-07-15
ISBN
9784635820677
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新編 日本のミイラ仏をたずねて / 感想・レビュー

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cozy

即身仏のバイブル的な本の新装版。即身仏となった仏僧たちがどんな人だったのか、という部分も面白かったけれど、なにより即身仏を守っている人たち、代々守り継いでいる人たちとのエピソードがとてもよかった。信仰している人たちがいてこその即身仏なのだと感じさせられる。旧版から25年経ってのメモも楽しく読んだ。本文(旧版)で出てきた人たちが亡くなっていたり、震災によりお寺自体がなくなっていたりしているのが感慨深い。

2018/10/03

志村真幸

 本書は、山形を中心に全国の即身仏を取材したもの。米沢の明海上人、鶴岡・大日坊の真如海上人、同・本明寺の本明海上人、同・南岳寺の鉄竜海上人、村上の仏海上人、長野県阿南町の心宗行順大行者、京都・古知谷阿弥陀寺の弾誓上人、揖斐川町横蔵寺の妙心上人など、16ヶ所がとりあげられている。  即身仏になるまでの経緯、その後の歴史、現在のようすなどが、独特の語り口で紹介されている。写真も豊富。  あくまでもまじめに扱った本である。かといって学術書というわけでもない。ちょうどいい。

2019/03/14

m.neko

即身仏になる事を選んだ人の人物像や時代背景などを知る事ができる。富士山で即身仏になった人が存在した事など、知らない事もあったので興味深く読むことが出来た。今も即身仏を守っている人々がいる事に信仰の思いが伝わってくる。

2018/10/31

コオロ

山形の即身仏が多数取り上げられているので、参考資料として購入。「おわりに」にあった「即身仏は、人は死んだらこうなるというのを見せてくれている」というのが何だか腑に落ちた。しゃれこうべを持って「ご用心」と言って歩いたというリアル一休さんの話を思い出す。

2022/12/07

shrzr

十八体(現存しないものも含む)の即身仏を訪ねる旅であり、即身仏を守り、即身仏とともに暮らす人たちの物語でもある。「ドライブイン探訪」の味わい深さを思い出す。

2021/01/04

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