歌舞伎の化粧
歌舞伎の化粧 / 感想・レビュー
詩歌
照明が蝋燭の時代と鬘の隙間が見えてしまう現代では、化粧法も隔世。本来白塗りは赤姫など限られた役のもので、役を引き立て特別感を演出していた。今は他の手段も取り入れなければならない。伝統に拘らず精神を守り、時代と共に変容するエンタメが日本文化。俳優が役を演じる上で心掛けたことや、芸能や化粧法の変遷も掲載。「顔師」「メイクアップアーティスト」の化粧法も載っていて、比較できる。
2015/05/24
ケ゚ーコ
歌舞伎のことはあまり知りませんが写真も多く楽しめました。何故白塗りになってるのか、とあまり深く考えたことなかったですが理由があるのですね。この本が出来たのもお客さんの発した言葉からだったとは。
2016/08/12
感想・レビューをもっと見る