セクシュアリティの心理学 (1644 有斐閣選書)
セクシュアリティの心理学 (1644 有斐閣選書) / 感想・レビュー
まなまな
ジェンダーやセクシュアリティについて心理学・哲学的観点からさまざまな文献を引用しつつ述べた本。摂食障害について対象関係論的に説明されていたところが一番印象に残った。社会構造との軋轢が生みうる病理はそれ以外にも厳しく辛い話だがあると思うし、自分のことで辛くなってしまうほど悩まなければいけない状況に置かれる現実があることが悲しい。 精神分析が割と引用されていて、そのせいか難しく理解に及ばないところが少しあった。
2022/12/14
乱読家 護る会支持!
人が生きづらさを感じる要因の一つに性の問題があると思うのだが、この分野は研究者がものすごく少ないように感じる。私は、そっちのエネルギーが低下してから、生きるのが楽になった気がする。仏教、キリスト教の影響が大きいのかな?出来れば、そちらにのエネルギーが高まっても、生きづらくない生き方を教えて欲しいものです。黒田せんせ!
2013/11/15
yuka
なかなか面白かった。自分自身ご飯を食べることがあまり得意ではないのだけれど、それは拒食症の一歩手前だったのか?と思ったりした。著者が男性が一般的とする視点を何度もばっさり斬っていて面白かった~~~
2011/07/19
ゆき
ぼんやり思ってたことが言語化してあった
2022/08/19
斧子
心理学の観点からセックス・ジェンダー・セクシュアリティを読み解く良書。性と社会がいかに根深く絡み付いているかを頭から煙を出しつつ思い知らされた。
2012/03/25
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