21世紀に向けて
21世紀に向けて / 感想・レビュー
ZEPPELIN
20年以上前の本ではあるけれど、ロックフェラーと堂々と意見を交換する盛田さんが頼もしい。ロックフェラー家がかなりの親日であるというのにも驚く。冷戦が終わり、ソ連という巨大な敵が消えた時代に日本が果たしていくべき役割は何なのか。この時点から日本が世界的にリーダーシップを発揮したことがあったか?と悲しくなるが、もうアメリカの一人勝ちが不可能であり、日米欧の連携が重要であると説く。ロシアが不穏な動きをし、また中国も活発である現在、まだまだ重要なヒントがこの対談に含まれていると思う
2015/03/26
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