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ミステリーの愉しみ 1 奇想の森

ミステリーの愉しみ 1 奇想の森

ミステリーの愉しみ 1 奇想の森

作家
鮎川哲也
島田荘司
出版社
立風書房
発売日
1991-12-01
ISBN
9784651502717
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ミステリーの愉しみ 1 奇想の森 / 感想・レビュー

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ちどり

屋根裏の散歩者がオススメと聞き読んだら、「ん?読んだことある!」自分の今まで読んだ本を把握するのは難しいですね。「街角の文字」「五体の積木」「心霊殺人事件」を選んで読みましたが、どの作品も今のミステリーを造り上げた基礎的な感じがして、勉強になります。驚いたのは坂口安吾さんって、「白痴」や「堕落論」などの 戦争の話や純文学の作家のイメージで、 一時期 坂口安吾さんの本ばかり読んでたのですが、推理小説を書いてたとは存じ上げませんでしたぁ,,,,

2014/05/10

竜王五代の人

戦前から戦後すぐまでの傑作・怪作短編集。今では埋もれた作家や幻の作家も多いけど、質揃いでアンソロジストの目は確か。海野十三「震動魔」、トリックだけうろ覚えだったけど事件の痴情のひどさに改めて苦笑した。性格の悪さでは、小酒井不木「痴人の復讐」もなかなか。

2024/05/25

miu_pal

大正~昭和二十年代までに発表された短篇ミステリーのアンソロジーだが、選者である島田荘司の個性が強く反映されているということにおいて、類書とは異なる趣を持ったものになっている。大体、島田荘司は自作を語るのが下手だ。「~宣言」といったマニフェストも、彼の作品が持つマジカルな魅力について語っていないどころか、語る言葉によってそれを矮小化して見せてしまってさえいる。ここでは、それが明確に語られている。選ばれた作品と島田自身の解説によって、作家島田荘司が志向していたものが何だったのか、はっきりと示されているのだ。

2010/12/02

nbnra

収録作は「本格」というより「変格」に近いがどの作品も楽しめた。

2010/09/25

モッチ

★★★

2020/08/29

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