不思議の国の猫たち
不思議の国の猫たち / 感想・レビュー
竜王五代の人
「本邦初のニャンソロジー」とあるけど本当なのか? 「猫は知っていた」で華々しくデビューした編者らしい猫文学アンソロジー、解説が著者たちに敬意を払い読みどころを記したいいもので、仁木先生はアンソロジストとしても優秀だ。私としては、ユーモア系の水木しげる「猫忍」・星新一「ネコ」(肝っ玉の太いおネコ様)・あまんきみこ「ねこんしょうがつ騒動記」が特によかった。日影丈吉「猫の泉」は再読だけど、古典画にとりまれたような独特の雰囲気はよい。これ、西蔵猫たちも押し流されちゃったのだろうか。
2023/02/09
Margate
仁木悦子編 立風書房 1982年(第2刷) この本は7~8年前、市立図書館の「本のリサイクル」で 頂いて来たものでこれまで何度も読みました。 こないだバイト先の敷地内を悠然と歩く三毛猫を見ました。 黒っぽい首輪をした大きなその猫はうらやましくなるくらい のんびりゆったりとしていて、こちらには目もくれません。 太くて長~いシッポを きちんと伸ばして 静かに美しく立ち去って行きました。 そんなワケでこの本を再読したんですが・・・ (中略) 志ん生師匠の落語が好きだなぁ。 2003/08/31 (SUN)
ひぽ
古本屋さんにて見かけた一冊。猫が鍵になる作品を収めた短編集。ハードカバー、初版本を読了。
2016/12/23
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