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闇色のソプラノ

闇色のソプラノ

闇色のソプラノ

作家
北森鴻
出版社
立風書房
発売日
1998-09-01
ISBN
9784651660776
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闇色のソプラノ / 感想・レビュー

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星落秋風五丈原

夭折した童謡詩人・樹来たか子の「秋ノ声」に魅せられたのは女子大生遺児に突然殴りかかった中年の男性、そして史学者。彼等は不思議な縁により出会うことに。一方遠誉野を舞台に戦慄の殺人事件が起こる。この作品の延長上に「凶笑面」など民俗学がらみの作品があるのかも。夭折した童話詩人・樹来たか子の「秋ノ聲」に書かれた「しゃぼろん、しゃぼろん」という不思議な擬音の正体は?たか子の詩に魅せられた女子大生、郷土史家、刑事、末期癌に冒された男、医師、そしてたか子の遺児・静弥が神無き地・遠誉野に集まり戦慄の事件が幕を開ける。

2003/08/17

まうす

最後まで複雑な話だった。もう一度読むと、違った面が見えてくるのかも。。。

2010/06/13

あずきずき

視覚的にも聴覚的にも 満足させるミステリー。 こうなんだろうなぁと想像しているのを、いい意味で裏切ってくれました。

2013/01/05

読後大きく息を吸いたくなるような本格ミステリー!トリックとかではなく、人の縁のみで練り上げられた内容は、さすがだとしか言いようがない。様々な縁を持つ人間達と土地の持つ咎、宗教という魔力、大きく広げた風呂敷を狂いなくたたみあげる様は見事でした。

2014/02/21

lionne

図書館;複雑。二転三転、読み進めるほどに混乱してくる。その混乱が楽しい。で、遠誉野という町の歴史?意味?は結局どういうことなのだろう。読み応えあった

2009/12/30

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