わらいねこ (理論社名作の愛蔵版)
わらいねこ (理論社名作の愛蔵版) / 感想・レビュー
おはなし会 芽ぶっく
教育出版国語 1年生 【令和2年度教科書著者紹介本】
2021/05/23
sawa
★★★★☆ 和田誠によるとっても素敵な猫の絵に惹かれてネット古書店で注文してしまった。中の挿絵もかわいい。子ども向け短編時代小説。全部「おとのさま」とか「おさむらい」が悪者のして書かれている。反戦のメッセージが強いのかも。各短編のタイトルは昔の流行歌からとったもの。古すぎて半分も分からなかった。役者狂いの女性が大活躍の「黒い花びら」が面白かった。とにかく装丁が良すぎる。買ってよかった。
2012/10/14
nekonekoaki
書名から「ネコ」の話かと思いきや、目次に並ぶタイトルを見ると、今は昔のナツメロの数々が。一話一話読みきりの連作短編集です。でもどうして殿様やヤクザが主人公? というのは、あとがきを読んでみてうなずけました。そして、この本が私と同い年であることが分かり、自分が「新しい読者の一人である大人」になれたことを素直に喜べました。
2021/04/20
サティ
わかさまの話、おひめさまの話、さむらいの話と短編。タイトルが『とおくへいきたい』『小さな花』『下町の太陽』と・・昔の流行歌みたい。。話の内容はやや辛口かなぁ。私は、おひめさまの話が良かったなぁ。
2012/12/03
momiji
小学校の図書室にあった本で、最近読み返しました。 (その当時に読んだのは落丁本だったのですが・・・) 日本史を勉強した後だと、ああなるほどと思ってしまう表現や、子供の頃はピンとこない表現もあったりするので、大人になってから改めて読むとまた違った感想を持てると思います。 基本、権力者や侍を批判的に見ている作品が多いのが特徴かな。
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