イヌのヒロシ (おはなしランドくじらの部屋 1)
イヌのヒロシ (おはなしランドくじらの部屋 1) / 感想・レビュー
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どこか間の抜けた顔。哀愁に満ちたようにも見えるし、ただボーッとしているようにも見えてしまう。人(犬)のよさそうな顔ともいえなくはない。だからなのか、ヒロシは何かにつけて絡まれる。あるときは、庭にいるアリたちに指示をされたり、別の日には、飼い主の画家の先生がいれたサイダーにお願いごとをされてしまう。単純に犬同士のやりとりではなく、虫や動物、はたまた植物、食べ物、自然といったものまで登場してくる。しかも、そこで異種族間の会話が発生するのが、またシュールで面白い。ちょっと間が抜けていて、適度におバカなのがいい。
2013/09/19
小夜風
【図書館】今年生まれたイヌのヒロシ。画家の先生に飼われているイヌのヒロシ。おじいさんになったイヌのヒロシ。そんなイヌのヒロシのお話。ビールになりたいサイダー。大きくなったら飛行機になれると信じているバッタ。全てを受け入れてノホホンと生きてるイヌのヒロシ。良いですね♪良いですね♪フランスパンの子どもたちの国をどこまでも駆けてゆくイヌのヒロシ…ホロッときます。
2014/07/18
のり お
愛すべきのほほんさ。詩も絵も素敵です。ススキの詩から始まって、老犬ヒロシの最期を感じさせるヨットまでそして、輪廻を思わせるこむぎばたけの詩。忙しい毎日を少しはのんびり生きていこうと感じました。
2014/11/18
mntmt
イヌのヒロシの世界。優しいイヌだな。絵もすごく良かった。
2015/11/08
どあら
表紙のヒロシは哀愁漂うイヌに見えるけど、本のなかのヒロシはのほほ~んと生きてる(^-^)
2014/09/16
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