はるかニライ・カナイ (理論社ライブラリー)
はるかニライ・カナイ (理論社ライブラリー) / 感想・レビュー
ちょび
渡嘉敷島で育ち、暮らしていく子供たちが温かな柔らかな言葉で描かれている。海が美しい観光地としてだけではない沖縄の離島の現実をしっかりと見つめ、いきものと共存すること、人と人が助け合って生活すること、自然の脅威、沖縄の辛い歴史など、過去に訪れた離島で見聞きしたことが思い出され、島の魅力の秘密に思いを馳せた。灰谷氏が晩年沖縄で過ごされたことは今回初めて知りました。他の作品も含めて、沖縄好きの方にはお勧めです。
2016/06/05
ゆい
うわー、図書館のリサイクルに置いてあって、軽い気持ちで読みました。感動!島の人の暖かさと力強さが勢い良く渦巻く本でした。竹富島の、うつぐみの心を思い出します。夏が終わった今読むからこそ、少し涼しげで切ない。いい本でした!
2013/10/07
まめ千代
島の人達の優しさ、大らかさ、生きる知恵、生き物との共存・・・私も島にいるような気持ちになって癒される。
2013/05/20
ピーノ
沖縄の離島、渡嘉敷島で暮らす一家の物語。自分が傷ついても、他人を傷つけてはいけない「ちむぐりさ」。慶良間にしかいない、生きている星砂。自然と仲良くなる、分け合うという考え。教育とは、自立を助けるもの。戦争。いのちの海。いつか、行ってみたい。
2010/05/27
kimoiue
島で暮らすのって大変だなぁ。ターンム食べたい。はやく沖縄行きたいなー。
2024/08/02
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