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ねらわれた星 (星新一ショートショートセレクション 1)

ねらわれた星 (星新一ショートショートセレクション 1)

ねらわれた星 (星新一ショートショートセレクション 1)

作家
星新一
和田誠
出版社
理論社
発売日
2001-11-01
ISBN
9784652020814
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ねらわれた星 (星新一ショートショートセレクション 1) / 感想・レビュー

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ゆにこ

一話一話はとても短いけれど、読後に考える事がとても多いです。「たのしみ」はゾクッとしました。

2014/06/03

ゆきねこ

「おーい でてこい」は環境問題に通ずる。「ボッコちゃん」は40年以上前に読んだ記憶があるが新鮮な楽しみがある。ショートショートという分野を切り拓いた星新一さん。この分野を読んで読書の楽しみを知ったような気がする。教科書にも載っているという星新一さん。小中学校の図書館に常備しておいて欲しい。和田誠さんの挿絵も素晴らしい。読み継がれて欲しい一冊。

2022/09/15

マカロニ マカロン

個人の感想です:B。今月の読書会課題本。今週読んだ松田青子さんの『女が死ぬ』は令和のショートショート集の傑作と思うが、星新一さんは正に昭和の名手。環境問題、ゴミ問題、宇宙開発競争、戦争などの当時の問題をユーモアを交えて鋭く風刺したショートショートは決して古びない。『約束』では子どもの頃は大人がつく嘘に我慢ならないのだが、大人になってしまうと途端に自分も「大人の事情」に流れてしまうという皮肉が効いていた。『肩の上の秘書』AIの究極のゴールはこの作品のようなことかも知れない。和田誠さんのイラストも本書の魅力

2023/01/15

じょうき

いずれ読もうと思いつつ、これまで未読だった星新一。子供の読書に図書館で勧められ、先に自分で読んだが、なるほどさすが面白い。ショートショートというだけあって短いのに、物語が凝縮されている。ブラックで皮肉な結末が多いが、さらりと語られるので、後味も悪くない。この長さでどんでん返しを仕掛けるのも、物語のパターンの多さにも圧倒される。おーいでてこーい、ボッコちゃん、妖精などが好み。約束、肩の上の秘書、証人などは文明への諦観めいた思いも見えて興味深い。何せ読みやすいので、いくつかでも子供に勧めてみよう。

2022/05/06

ひな

すでに発表されている作品の中から、ヤングアダルト向きの作品として選りすぐられた19のショートショート集☆ ベタに有名な ”ボッコちゃん” が好き♪ 星サン作品を読んでいると その引き出しの多さ、ヒラメキに感嘆する☆ 何かの本で、そんな星サンも『なかなかアイデアが出ないコトがあり…』と読んだコトがあったが、それでも やはり、同じモノを見て、同じコトを体験したとしても、そういう1つ1つを敏感に感じ取りながら、受け取った時とは全く違う形にして、自分なりの色に染めて作品を生み出せる星サンは素晴らしい☆

2015/04/16

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