星新一ショートショートセレクション〈8〉夜の山道で
星新一ショートショートセレクション〈8〉夜の山道で / 感想・レビュー
アルカリオン
『ありふれた手法』『凶夢など30』より▼「星新一の作品は『古く』ならないように工夫して書かれている」ということを改めて感じた。
2022/03/15
ともブン
「ありふれた手法」「凶夢など30」から17篇を収録。現実にこんなことが起こるかもしれない、と思わされるのは恐らく主人公が平凡な人物ばかりだからだろう。極端に悪人でも善人でもなく、金持ちでも貧乏でもない。賢人でも愚人でもない。びっくりするような結末の話は今回少なめ。印象に残ったのは「レラン王」。事実は小説よりも奇なりというけどこの世界は誰かの脈絡もない夢そのものなのかも。感染症や戦争や凶悪犯罪など、それらが幻だったなら、と余韻が残った。
2022/11/23
lovemys
弟くん(小4)が夢中になって読んでます。こちらはソフトな感じ。オチを読んだ時に感じる爽快さが癖になる。読み続けよう。
2021/03/25
くらげ@
(☆☆☆)ショート・ショートだけでこんなにもたくさんの話を書けるのがすごいですよね。そして読んでいて全く飽きません。まだまだ読んでいない本がたくさんあるので少しずつ楽しみたいと思います。
2013/02/06
kyonkyon
20年以上前の本であるのに、全然色褪せていませんね。最後に大どんでん返しがあるというのではなく、なんか優しさを感じてしまうのですよね。和田誠さんのイラストのせいかもしれませんが…。
2024/07/08
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