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ピーターパンの島

ピーターパンの島

ピーターパンの島

作家
星新一
和田誠
出版社
理論社
発売日
2003-07-01
ISBN
9784652020913
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ピーターパンの島 / 感想・レビュー

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SONICA

初の星新一作品。SF小説短編。「現代への皮肉を含んだような作品」と言われていることに読んでみて納得した。確かに科学が進めば人間は怠惰になっていくかもしれない。けれど、人には欲があり好奇心があるから、もっとできる!もっとすごいものを!と考える人は必ずいるはず。だから、『こんな時代が』のようにはならないと思う。というか、ならないでほしい。そして、最後のストーリー『帰路』は、操縦士の事を思うと胸が痛い。彼らの命をかけた頑張りはなんだったのか。と、読みながら色々と考えさせられる話ばかりだった。

2014/02/15

ともブン

このシリーズも残り4冊、読み切ってしまうのが勿体ないと思いながらページを繰る手が止まらないのは星さんのストーリーテリングが絶妙だからだろう。今作も近未来的で清潔な暮らしの中に潜むブラックユーモアが光る。何事も行き過ぎは優生思想や思想統制に繋がってしまう危うさがある。表題作の『ピーターパンの島』などは本当にぞっとする。現実にも同様の動きがあるのではないか、それで本当に大丈夫なのか?と自問自答させられる。そんな読者の葛藤も星さんの筋書き通りなのかも。今作も素晴らしかった。

2023/02/20

エスパー

図書館本。題名のピーターパンの島がインパクトが強かったです。

2015/08/31

かっぺ(こと悩める母山羊)

本の題名の話が怖かった。 「高度な文明」地球人が将来宇宙の別の星に不時着したらこうなっちゃうかも。

2014/10/21

サラサラココ

図書館にたくさん置いてあるので、たまに子どもが手に取っては読んでいるショートセレクション。今回は、子どもいわく、「これからの出来事」「ピーターパンの島」がすごい(ひどい)らしい。

2022/04/17

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