KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

恋がいっぱい (星新一ちょっと長めのショートショート 2)

恋がいっぱい (星新一ちょっと長めのショートショート 2)

恋がいっぱい (星新一ちょっと長めのショートショート 2)

作家
星新一
和田誠
出版社
理論社
発売日
2005-10-01
ISBN
9784652023525
amazonで購入する

恋がいっぱい (星新一ちょっと長めのショートショート 2) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

Hammer.w

シュールでエッジの効いたオチ。何より布団の中で5分くらいで1話を読み終えるのが心身に良いんです。「凍った時間」、「地球から来た男」の何事もなさがスッキリさせてくれます。さて寝ましょう♪

2020/10/21

田中寛一

「地球から来た男」の思い込みの凄さと考えれば、笑ってしまう。でも人の思い込みって、案外こんなものかも知れない。それによって精神的な病になってしまってるのかもしれない。「恋がいっぱい」は幸せいっぱいで、みんなの楽しさや戸惑いが笑えてくる。キューピットが滅多やたらに撃ってる姿が可愛い。「妖怪」と一体になる呪文は「見た」。妖怪怖い。「見ざる、聞かざる、言わざる」がこの世を生き抜く術だとしたら、この世は妖怪の世界になってしまう。今の自分を見直す警鐘なのかもしれない。

2013/10/24

izw

星新一のショートショートは書かれてから30年か40年経っているはずだが、今読んでも古さを感じない。以前何かで、時代を感じさせないために、名前を付けないか、付けるとしても日本語名を付けず、エル氏、エム氏のような名前にすること、お金については具体的な金額、単位を書かないようにしている、ということを読んだことがある。そんな気配りをした上で語られる背ストーリー、その背景と道具立てのアイデアが素晴らしく、いつまで経っても新鮮を失わないのだろう。

2014/09/20

tama

閉架本 星さん好き 大学時代からのファン これに載ってる「地球から来た男」がNHK「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」で偶然一致。ちょっと違うところ;奥さんが和田誠イラスト風じゃない。職場の上司が出ない。大きく違うとこ;全体の流れが星新一的「淡々とした語り口」ではなかった。BGMやSEの選び方で随分多弁or盛って盛ってになるものだなと。それくらい文章は余計な言葉や描写が切り捨てられてた。昔の小説類は大体そうだったような気がする。和田さんの絵も当然サラリとしていてピッタリ。NHK、千一回放送しろよ!

2022/04/27

イズアル

ムントの話は辛い。お互いは見ずに鏡を見て暮らす王子と姫。見ざる言わざる聞かざる。

2016/03/27

感想・レビューをもっと見る