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いまぼくに: 谷川俊太郎詩集 (詩と歩こう)

いまぼくに: 谷川俊太郎詩集 (詩と歩こう)

いまぼくに: 谷川俊太郎詩集 (詩と歩こう)

作家
谷川俊太郎
水内 喜久雄
香月 泰男
出版社
理論社
発売日
2005-07-01
ISBN
9784652038475
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いまぼくに: 谷川俊太郎詩集 (詩と歩こう) / 感想・レビュー

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chantal(シャンタール)

「愛」「平和」「生きる」の3章からなる詩集。谷川さんの言葉は本当にじんわりと心に沁み込んでくる。谷川さんのこの世界を見る目が優しいからなんだろうな。厳しい事も言う。でもやっぱり優しい。どの詩も素晴らしいけど、「夫が妻へ」「成人の日に」「くり返す」「死んだ男の残したいものは」「朝のリレー」「私たちの星」「ネロ」「生きる」が特に好き。

2020/02/01

chantal(シャンタール)

前回帰省してた時に同じ図書館で借りて既に読んでいる本だった😅それでも初めて読んだように新鮮に読めてしまった。詩歌は何度読んでもいいものね。今回は「魂のいちばんおいしいところ」が魂に響いた。「傲慢なホモサピエンス」である私たち、自然の恵みに感謝し上手に共生出来る道を探していかなければならない。自然や生命の美しさに気づかせてくれる谷川さんの詩、何度でも噛み締めたい。

2021/10/24

Rie

谷川俊太郎展を見にいく前に読了。「朝のリレー」も収録されている本作。詩を読む時間はいつもよりゆっくり時間が流れる気がする。明るいことばかりではない。けれど詩として読むことで言葉としての良さが伝わってくる。

2016/10/22

へくとぱすかる

谷川さんの詩の中から選んで編まれた。過去の代表作というよりも、ぜひ今読んでほしいと、選者である水内さんが願った作品を収録。児童へのメッセージが感じられる作品が多く選ばれ、現代の「子ども」が、もし何かに迷ったときに、詩にふれて自分の世界を切り開いていけるような、そんな作品たちである。谷川さんは言うまでもなく、現代の代表的詩人なのだが、こんなにも多彩な作風を作り上げながら、しかも「谷川調」とでも言うべき、トーンを貫いているのは、さすがだとしか言いようがない。また、現代詩が一度は捨てた「うた」にあふれている。

2015/08/04

なおみ703♪

『朝のリレー』とか『生きる』とか、教科書にも出てくる詩も収録されているが、今日私が好きだと思った作品は、「あい」「やわらかいいのち」「成人の日に」。●あい はるかな過去を忘れないこと 愛 みえない未来を信じること あい くりかえしくりかえし考えること 愛 いのちをかけて生きること ●あなたは愛される 愛されることから逃れられない (中略)どんなに否定しようと思っても 生きようともがきつづけるひとつのいのち すべての硬く冷たいものの中で なおにじみなおあふれなお流れやまぬ やわらかいいのちだからだ 

2016/12/19

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