きらいさきらい
きらいさきらい / 感想・レビュー
山田太郎
娘はあんまり面白くなかったみたい。リズムがいいとは思ったけど、ストーリーがないのがいかんかったのか。
2016/03/24
さらば火野正平・寺
文章は中川ひろたか。絵は私の好きな工藤ノリコだ。タラコ唇の登場人物が可愛い。嫌いという感情のややこしさの絵本である。今日は昨日が嫌いで、明日も嫌い…みたいな内容が淡々と続く。そこに絵のユーモアが花を沿える。野菜嫌いの八百屋さんやトンカツ嫌いの肉屋さんも出て来る。注射は痛がられるのも痛がらないのも嫌いという所で、注射に泣きわめくのは大人の社長さんみたいな人で、注射に泰然自若なのがおしゃぶりをくわえた赤ちゃんだったりする(笑)。社長さんのネクタイピンがてんとう虫なのも可愛い。なんだか良い一冊だった。
2015/03/28
gtn
ピーマンが嫌いな八百屋はまだいい。肉屋でトンカツが嫌いというのは致命傷である。しかし、もしその店の名物なら、そのプロ精神に拍手を送る。
2020/02/18
くぅ
イヤイヤ期の話かと思ったら違いました。何にでも嫌いなものはあるなぁ…と読みながら感心。注射は怖がられるのも怖がられないのも嫌い(笑)息子は注射が大嫌い。(2歳1ヶ月)
2019/06/14
しろくま
工藤ノリコさんが絵を担当しているので読んでみました。個人的には「きらい」という言葉に抵抗があるものの、内容自体は哲学的!?そしてユーモラスに描かれています。ものの捉え方次第というか、立場によっても変わってくるわけで…。ただ、我が子にはもう少し大きくなって色々わかってから読んでもいいかなぁ。軽々しく「きらい」と使われるのもなぁ~。
2018/09/02
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