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兎の眼

兎の眼

兎の眼

作家
灰谷健次郎
出版社
理論社
発売日
1978-10-01
ISBN
9784652071014
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兎の眼 / 感想・レビュー

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菊蔵

「太陽の子」が好きだった私に小学生の時叔父が貸してくれ、今回久々の再読。当時も強い衝撃を受けたが、詳細は忘れてしまっていて新鮮に読み耽る。子供の頃読むのと大人になって読むとでは受け取るものに変化があり面白い。子供と真に寄り添う大人達のやさしい視線にただただ圧倒された。純粋に真っすぐに、一癖も二癖もある子供たちが心も体も健やかに育っていけるよう見守ってくれている先生たちの気持ちの根底にあるものに思いを馳せる。時代が変わり教育方針や理念も変化する中、見失ってはいけない、普遍的なものを教えてもらった気がします。

2018/04/25

のんねこ

鉄三が、小谷先生と仲良くなっているのが凄いな〜と思いました。私は足立先生が良い!私も足立先生の授業を受けてみたかった(笑)

2017/06/08

しゅんどーん

大学を出たばかりの新任教師・小谷芙美先生が受け持ったのは、学校では一言も口をきこうとしない一年生・鉄三。決して心を開かない鉄三に打ちのめされる小谷先生だったが、鉄三の祖父・バクじいさんや同僚の「教員ヤクザ」足立先生、そして学校の子どもたちとの触れ合いの中で、苦しみながらも鉄三と向き合おうと決心する。 学校と家庭の荒廃が叫ばれる現在、真の教育の意味を改めて問いかける。すべての人の魂に、生涯消えない圧倒的な感動を刻みつける、灰谷健次郎の代表作。

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