富良野風話
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富良野風話 / 感想・レビュー
あつひめ
富良野は北海道民にとってもやはり特別な場所のような気がしてしまう。北の国から、風のガーデン、優しい時間のせいかな。倉本さんのそっけないけど温かい言葉が並んでいる。富良野塾の目線で見る農業や自然、また政治経済・・・。今のような迷路に迷い込む前の一昔前の世の中の話題だけれど、とても大事なところを突いている言葉が散りばめられている。忘れてはいけない事ばかり・・・。自然も人間もいつから迷路に入り込んでしまったのだろう・・・。
2012/11/12
sai
頑固でシャイな男が鄙に住み着いて、心をよぎる憤りを軽やかにユーモア交えて語るのだが、田舎者としては「然り!同感!」と膝たたく場面が多数。ちょうど2000年の初版のようだが、以来911があり311があり原発の事故もあった。ITは、必須な力以上のものを商売とする気配が濃厚で、技術としてのだぶつき感がある。10年前の製品でも日常生活を見事に補佐してくれる旧型PC、旧旧型軽トラ、いまだにあるダイヤル式の黒電話、柄を何度も更新し30年以上一緒にいる鉈、斧、鍬。3年は研ぎながら使う鎌。自分はこっちのほうが好きなんだ。
2015/08/23
必殺!パート仕事人
20年前のすすき野とは変わってしまったというエッセイがありました。それからさらに20年。先日すすき野を通ったばかりです。北海道の変遷が知りたくてこのシリーズを読んでいます。
2024/09/30
Riki
共感しまくり!
2013/01/19
jyasu jyasu
倉本先生の2000年頃のエッセイです。人の幸せとは、お金、自然とは。。。 色んな答えを頂けます!
2018/11/25
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