KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

愚者の旅: わがドラマ放浪

愚者の旅: わがドラマ放浪

愚者の旅: わがドラマ放浪

作家
倉本聰
出版社
理論社
発売日
2002-01-01
ISBN
9784652077092
amazonで購入する

愚者の旅: わがドラマ放浪 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

よし

高倉健の「あたなにほめられたくて」とは彼の母親のことだと知ってちょっとつんときてしまった。あの健さんが60近い齢になって、である。田中絹代の晩年の話はあまりに哀しい。また、裕次郎の晩年、最後の映画を作ることになるエピソードも切なくなる。勝新太郎との交友もまたすごい。とにかすごい話満載で、一気読み。

2021/01/16

ロッキー

興味のわかないものは、テコでも見ない・読まない派の私。一度も『北の国から』を見たことがない。だから、倉本さんの良さを理解してませんでした。向田邦子さんのお友達だったことと、親戚のおじさんに似てるから親近感は持ってた程度。母の病気と自分の鬱。受信と発信。田中絹代さんの晩年には号泣しました。敗北したから東京から移住しただけで、北海道出身じゃないのですね。癌と告知されなかった裕次郎さんに、騙されたふりをしてくれた優しさ。何より、仕事への矜恃!情熱!自分の葬式で泣く人を見たら、その感激を共有したいそうだ。わかる。

2021/03/23

fumi

自身のドラマについては勿論、富良野での暮らし、田中絹代、勝新太郎、石原裕次郎といったスターとの関わりについても触れている。そしてテレビ業界への恨み節も。 いろいろ言われる人ではあるが、基本的に純情で生真面目なのだと思う。ちょっと前略おふくろ様のサブちゃんの姿に重なった。

2018/01/29

ご〜ちゃん

倉本聰さんは、若い頃から結構無茶しながら仕事をしていたんだと知って、なんだか不思議な気持ちがした。北海道、富良野へ行くことになった経緯を初めて知った。闘うことを恐れず真直ぐ生きることについて、この本を読むと考えさせられる。

2011/10/21

感想・レビューをもっと見る